コト「幸せってどういうこと?」
博士「脳科学的には幸福を司る神経伝達物質が分泌されているときに幸せを感じるよ」
コト「また神経伝達物質?」
博士「幸せを司る神経伝達物質は主にセロトニン、オキシトシン、ドーパミンが挙げられる」
コト「セロトニンって何?」
博士「不安感を解消する働きをするよ」
コト「オキシトシンって何?」
博士「例えば、スキンシップしたときに出るよ。愛情やつながりを感じる幸福感が得られるんだよ」
コト「ドーパミンって何?」
博士「何かをやりとげたときに出るよ。達成感を感じるような幸福感が得られるんだよ」
コト「ふーん」
博士「曖昧だった幸福という概念が神経伝達物質の分泌であると定義できるんだよ」
コト「そうなんだね」
博士「幸福は『なる』ものじゃなくて神経伝達物質によって『感じる』ものなんだよ」
コト「そうなの?」
博士「だから他人から見ると幸せそうな人でも幸せを感じていないということが起こりうるんだよ」