生き方を科学する

物理の専門家が科学と哲学を融合します

第2回 生物はどうやって増えるの?(生命階層:生物学)

コト「生物はどうやって増えるの?」
博士「無性生殖か有性生殖によって増えるよ」

 

コト「無性生殖ってどんなものなの?」
博士「多くの場合、細胞分裂で増えるね」

 

コト「どんな生物が無性生殖をするの?」
博士「アメーバやミドリムシがいるね」

 

コト「無性生殖だとどんないいことがあるの?」
博士「速く増殖するから増えやすい。中には寿命が無い生物もいるよ」

 

コト「だったら無性生殖のほうがいい気がする」
博士「そういう生物は寿命で死なない代わりに他の生物に食べられたり事故で死ぬんだよ」

 

コト「やっぱり不死身じゃないのね」
博士「それに、無性生殖する生物の構造はアメーバみたいに単純なんだよ」

 

コト「有性生殖ってどんなものなの?」
博士「雄のDNAと雌のDNAから子供を産むことだよ」

 

コト「どんな生物が有性生殖をするの?」
博士「魚や鳥なんかの動物は有性生殖で子供を産むよ。もちろん、哺乳類もね」

 

コト「有性生殖だとどんないいことがあるの?」
博士「増えるスピードは遅いけど、動物みたいに複雑な構造の生物が誕生するんだよ